個人でストレージ運用してても注意していればデータ紛失しないよね

storage-operationのアイキャッチ PC

サブPCのパーティションいじって遊んでたらOSが飛んだ。
ちょうどいい機会だと思ってクリーンインストールしてやった。
大事なデータは逃してあったし、何のソフトを導入してどういう設定をしていたかを全部書き残した手順書もあったから何の問題もなく復旧完了。
重要なデータ紛失はしないのだ。

園児の頃から遊びに行きたい俺を放置してHDDデフラグ進行を眺めていた親父の背中を見て育ったからか、その辺の管理は慣れたものだ。
今までの人生で、データを飛ばして本気で頭を抱えた経験がない。
今思えば、少しは子供と遊んでやれよ、とは思う。
大体、園児にBIOSの入り方教える親ってどうなんだ。
親父は、正しくパソコンオタクだった。

 

データ紛失の経験をしたことがないのは、運や偶然ではない。
まず、ストレージを買ったら負荷をかけて初期不良を弾く
障害が起きたときの対応を予め決めて、最低限smartの履歴を管理して、数年に一度ディスク全体にゼロフィルとR/Wテストをかけて、やばそうなHDDはメイン運用から排除。
異音や速度低下が見られたらそれも排除。キャッシュ運用ならギリギリ使っても良いかな。
振動と温度に気を遣い、バックアップのログも定期チェック。
気が向いたら、意図的に障害を起こして避難訓練もやっている。

これくらいしておけば、個人運用においてHDDやSSDの管理で、本気で問題を抱えることは無かろうよ。

 

唯一信用していないのはRAID。
個人で無理なく運用するにはRAID1が限界だと感じる。
物理・ソフト共に、コントローラーが逝った場合のデータサルベージってかなり困難じゃないか?
RAID5以上で障害が起きたときの対応がどう見ても面倒そうだから、俺はパス。
一応NASでRAID1を組んで運用はしているが、これも健康なHDDへバックアップしてる。

仕事で運用をしているわけじゃないから、個人の情報収集とその経験の蓄積でなんとかやってる。
多分、ガチの保守運用業務ならSATA使わんのじゃない?
どっかで、銀行のデータ保守だったらそんなモン使わん!って記述見た記憶あるし。

 

大事なデータがあるなら、ちゃんと分散して保管しようね。
光学メディアに焼くのも大事だよ。
紙への印刷も、実際有効だと思うよ。
情報量は少なくなるけど、ソーシャルエンジニアリングと災害以外には強靭でしょ。多分。

 

業務上で保守運用をしている人が見たら噴飯物かもしれない。
これはオカシイよ、間違ってるよって点があったら、指摘を頂けると大変嬉しいです。
// 導入コスト・個人宅での磁気の影響が怖くてテープは調べてません。

以上、サブPCのOS飛ばして休日の数時間を潰した人のメモでした。

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