HDD運用前にするべき作業について

PC

元々NASを構築するつもりでいたが、たまたま寄ったグッドウィルでWD RED 2TBを見つけて、簡単に調べたら結構安かったため、衝動買いした。

店での初期不良対応期間が2週間であるから、急いで初期不良チェックの方法を調べた。

これから数百時間使うんだし大した時間でもない

初期不良期間過ぎた頃に不具合見つかって代理店に連絡して交換してもらう手間に比べりゃね

寝る前にセットすれば終わるし

(http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/21174162.htmlより)

 

この考えを中心に、たとえ時間や手間が掛かっても不安要素は除く。

そのためにはHDDメーカー(ベンダー)が提供しているツールを使って、「Extended Test→ゼロフィル→Extended Test」と処理するのがよろしいようだ。
これが念入りフォーマットというものらしい。
(http://wikiwiki.jp/wdc/?%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%DE%A5%C3%A5%C8)

ここでエラー等あれば初期不良として店に交換して貰えばよい。どんな風にエラーが出るかは分からない。
余談だが、選ぶべきHDDメーカーについて、ロットやファームウェアに大きく左右されるらしいからあまり神経質になっても仕方ないようだ。
個人的にはHGST,WD,seagate,サムスンの順でお気に入り。
HGSTのは高くて手に入りづらいから今回はWD。

 

また、バスタブ曲線という概念の理解も重要だ。

 バスタブ曲線とは、時間経過とともに故障率が変化する様子を示した曲線である。曲線はバスタブ(浴槽)の断面のような形状をしているので、この名称が付けられている。

システムの故障率は製造直後の初期が高く、その後、急速に下がっていく。この期間が「初期故障期」である。部品が内在する欠陥が早期に不具合として現れることで、故障として見つかるからだとされる。

故障率はある値まで下がると、ほぼ一定になる。この期間が「偶発故障期」である。偶発故障期は最も故障が少ない期間で、このときの故障率にマージ
ンを加えた値が、「製品仕様としての故障率」となる。その後、あるタイミングから故障率は上昇していく。システムを構成する部品が劣化し、正常に動かなく
なるからだ。この期間が「摩耗故障期」である。

( http://eetimes.jp/ee/articles/1207/26/news014.htmlより)

 

実際に運用をはじめる前に初期不良チェックのため負荷をかけ、 不良品を弾くことが肝要だとわかる。
よって、念入りフォーマットをかけてリスクを避けることにする。

HDDのエージングというのも、この期間の間負荷を耐えたHDDは後で故障しづらいということなんだろう。

また、この作業中にPCを使うのは望ましくない、よってサブPCで作業をしたい。今回は鼻毛を使った。

結論:サブPCで、メーカーの出しているソフトにて、念入りフォーマット(Extended Test→ゼロフィル→Extended Test)をかけるのが良い。

以下はレベルが高くてついていけなかったが一部参考になったリンク

2012-01-08
おっホイ別館 − はてな村の物語
サーバのディスクの話
サーバーのハードウェアの話、Raid/HDDエージング/SATA/SAS/データーが飛ぶ/遅延自分で欲しかったのでまとめておきました。誰でも編集可能にしておきますので補完してくださいな。

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