学生時代はずっとB5のノートを使っていた。
特に理由があるわけではない、多分小中高で教科書に合わせてノートを使っていたから自動的にB5を使うようになっていただけなんだろう。
B5のノートカバーもいくつか持っている。
だが、今はA4のノートを好んで使用している。
それはなぜか、今の状況を書き残しておく。
1.A4ノートのいいところ
A4がいいよ!って言っても何がどういいのかって書かないと分からないね。
1.1 デメリットがメリットに
A4ノートのメリットはB5ノートのデメリットだった部分と言ってもいい。
B5では足りなかった部分が、A4なら足りるといったところだ。
まさに大は小を兼ねるというやつである。
逆に、A4のデメリットとして”大きすぎるのでは?”といった疑問が思い浮かぶが、
これは正直感じない。
だって、普段A4の書類扱うことが多くて、
B5の書類なんか古い慣習の取引先が使ってるのをそのまま受け取ったときくらいにしか使わないからな。
今は大体A4用紙しか使ってないって。
そうであれば、規格(大きさ)の統一というメリットにつながってくることになる(1.3書類を挟める)。
// 書類はデータ化しろって?業界全体の慣習が古く、FAXが現役です
// 一番ビビったのは、電話で呼びつけられて手書きの紙で注文内容を渡されたケース
1.2 文字の大きさ
俺の文字の書き方だと、大体1文字の大きさが縦7mm横5-7mmくらい。
昔から小さい字を書くのが苦手だ。
6mm罫や7mm罫に文字を入れようとすると、手が震えてただでさえ汚い字が余計汚くなってしまう。
かといって6mm罫2行にわたって文字を書こうとするとスペースが勿体無い……
というか大きく書こうとして今度は字が崩れ始める。
そこで、5mm方眼の2マス、つまり10mmくらいに収めるように書くことにしている。
あと、字がまぁまぁ大きいので、B5だと半端なところで文章が切り替わってしまう。
特に、最後の方が入らなくて改行せざるを得ないことがままある。
これはB5最大のデメリットといってもいい。
横幅が狭くて文が入り切らない、そのため変な改行が多く入り、ページをまたぐ。
結果、全体の一覧性が悪くなってしまうのだ。
これを避けるのにA4サイズは適した大きさなのだ。
1.3 書類を挟める
A4ノート使っててどんなときに気持ちいいって、仕事中が一番気持ちいい。
だって、B5ノートやら手帳やら使うと、書類を別に取り扱わないといけないじゃん。
そりゃあ何十枚もあれば別で扱うけど、
1枚2枚を渡されたときにそのまま挟んで持ち帰ることが出来るのは単純にメリットだよね。
仰々しく扱う書類があったら、カバン持っていくって。
特に、俺はものをなくしやすいから、一箇所に集約しておけるのはいい。
持ち歩くものを予め確定させておけば「あ、これ忘れてるな」とすぐに気づくことができるからね。
// なお携帯は私用と社用どっちかを会社に忘れていく模様
1.4 机の上に広げて眺められる
ノートは書いたあと、ある程度見返すことを想定して書いている。
仕事のノートはあとから見返すのは当たり前で、むしろそのことを前提にしているのに結構雑にメモ書きに使ったりすることも結構あるんだけれど。まぁ今回は私用のノートということで。
で、書きっぱなしでも全然いいんだけど、あとから読み直すと結構いいこと書いてたり、面白いアイデアみたいなのがポロッと出てきたりしてこれがなかなか気分がよい。
その際に、机の上にドンと広げてたくさんの情報が一度に見られると、一覧性が良くて効率的だよなぁ、ということ。
小さいノートとか手帳をチマチマめくるの、イライラするから嫌い、ドーンと広げて見るのがいい。
2.A4ノートの悪いところ
良いところだけでなく、微妙なところもないわけではない。
例えば、
2.1 ノートカバーの入手性が悪い
これが結構致命的で、やっぱりノートってカバーつけてこそ持ち歩けるところがあるよね。
カバーに付箋入れてノートに使ったり、ペンをカバーにつけておくのは実際的な使い方だと思う。
B5サイズであれば、使用人口が多いこともあってアホみたいにバリエーションがあるんだが、A4となると本当に少ない。
例えばamazonで必死こいて調べて見つけたのがこれ。
これは悪くないどころか、オーダーメイドで作ったB5の革ノートカバーより、正直使い勝手は良い。
ただ、他に選択肢がないのが気に食わないのだ。
これは変に装飾やらポケットやらが付いていない分、シンプルに使うことが出来る。
付いているのは「名刺入れポケット」「しおり」「ペンホルダー」「ボール紙」
個人的にいらないのは、しおり(短いし俺は付箋使うからいらない)と、ボール紙(A4プラ下敷に交換してる)
これを仕事用と私用に色分けして使っている。本当は私用をもっと別のにしたい欲がある。
が、如何せん選択肢がない。
2.2 A4の5mm方眼の入手性の悪さ
これも悪いんだ、本当に。
ちょっと大きめの書店とかに行ってノートのコーナー覗いても、大体B5のノートが殆どで、A4置いてあってもまず大体が6か7mm罫しかないんだね。
だから、予め買って準備しておく必要がある。
まぁ物書きじゃあないから、ストックとまではいわないけど、予備に1,2冊は置いてある。
ちなみにこれが一番の不満点なんだが、ツバメノートのA4は縦に長くてノートカバーに入らないから、裁断機で裁ってしまうか、そもそも選ばない。
B5のときはツバメばっかり使ってて今でも大分在庫が残っているが、これは別の用途で少しずつ使っている。
変にこだわると入手性が悪くなるから、紙質はベーシックなものであればいいやとコクヨかプラスで調達している。
3. 私用ノートの使い方
これは余談で、上で仕事用と私用とノート分けてることは記載したけど、実際何を書いているのか。
仕事用は簡単で、人と話したときのメモとか、連絡受けたときのメモとか、持ち帰って検討することリストとか、付箋貼ってtodoにしたりとか、ありきたりかそれ以下の使い方をしている。
私用については、岡田斗司夫『あなたを天才にするスマートノート』から大いに影響を受けている。
Kindle Unlimitedで読めるから入ってる人は目を通してもいいかもしれない。
タイトル見りゃ分かるが、所謂「ノート仕事術」の類ではない。
生活の中でノートをつけることへの抵抗を減らして、継続していくための水先案内人として読むとちょうどいいだろう。
そう、私用ノートは、継続習慣を身につける為に使っているようなものなのだ。
とりわけ思考の記録をつけることにA4ノートを使用している。
B5ノートで体重とか睡眠時間の記録をつけているが、ちょうど対になっている状態だな。
ちょっとしたアウトプットの練習にもなっているからこれがなかなか都合が良い。
今見返したら右ページが思考の書き殴り、左ページが”翌朝の自分へのメッセージ”とかメモとかになってる。
これが俺の使い道って感じだな。
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